【F1】2026年スペインGP 結果|アントネッリが今季8勝目、マドリング初開催
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2026年F1第14戦スペインGPは9月13日、マドリードの新コース「マドリング(Madring)」で行われ、キミ・アントネッリ(メルセデス)が優勝しました。今季8勝目です。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル、+4.351秒)、3位はポールポジションから出たランド・ノリス(マクラーレン、+5.089秒)。角田裕毅(レーシングブルズ)は14位でした。
勝敗を分けたのはバーチャルセーフティカー(VSC)のタイミングです。F1がマドリードで走るのは45年ぶり、マドリングは2023年のラスベガス以来となる、世界選手権に加わる新サーキットでした。このページでは決勝の結果と経緯、予選とスターティンググリッド、コースの中身、そして今年のスペインに2レースある事情までをまとめます。
決勝結果|アントネッリが今季8勝目
決勝は57周。2番グリッドのキミ・アントネッリ(メルセデス)が1時間34分23秒754で優勝し、前戦イタリアGPに続く2連勝としました。表彰台の3人はいずれも前2列からのスタートです。
| 順位 | ドライバー | タイム/差 |
|---|---|---|
| 1 | キミ・アントネッリ メルセデス |
1時間34分23秒754 |
| 2 | マックス・フェルスタッペン レッドブル |
+4.351秒 |
| 3 | ランド・ノリス マクラーレン |
+5.089秒 |
| 4 | シャルル・ルクレール フェラーリ |
+29.116秒 |
| 5 | ジョージ・ラッセル メルセデス |
+29.829秒 |
| 6 | リアム・ローソン レッドブル |
+1分26秒746 |
| 7 | フランコ・コラピント アルピーヌ |
+1分34秒281 |
| 8 | オスカー・ピアストリ マクラーレン |
+1分35秒839 |
| 9 | アービッド・リンドブラッド レーシングブルズ |
1周遅れ |
| 10 | ニコ・ヒュルケンベルグ アウディ |
1周遅れ |
| 11 | エステバン・オコン ハース |
1周遅れ |
| 12 | ピエール・ガスリー アルピーヌ |
1周遅れ |
| 13 | ガブリエル・ボルトレート アウディ |
1周遅れ |
| 14 | 角田裕毅 レーシングブルズ |
1周遅れ |
| 15 | アレクサンダー・アルボン ウィリアムズ |
1周遅れ |
| 16 | オリバー・ベアマン ハース |
1周遅れ |
| 17 | フェルナンド・アロンソ アストンマーティン |
2周遅れ |
| 18 | バルテリ・ボッタス キャデラック |
3周遅れ |
| — | カルロス・サインツ ウィリアムズ |
リタイア(43周) |
| — | セルジオ・ペレス キャデラック |
リタイア(31周) |
| — | ランス・ストロール アストンマーティン |
リタイア(12周) |
| — | ルイス・ハミルトン フェラーリ |
リタイア(6周) |
スタートはポールのノリスが先行し、序盤にミスのあったアントネッリを引き離して4秒以上のリードを築きました。流れが変わったのは、ランス・ストロール(アストンマーティン)のマシンがコース上で止まり、その回収でバーチャルセーフティカーが出た場面です。ちょうどピット入口に近づいていたアントネッリはここでタイヤ交換を済ませ、ノリスはピット入口を通り過ぎる位置にいたため、VSCが明けた次の周にピットインすることになりました。さらにそのストップで右フロントの交換に手間取り、静止時間は約7秒。コースに戻ったときには5番手まで落ちています。
ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は6周でリタイアしました。ブレーキのトラブルで何度かコースの外へはみ出したあとの離脱で、今季初めて完走できなかったレースです。シャルル・ルクレール(フェラーリ)はVSCでピットに入らず、ハードタイヤを長く引っ張る作戦を選びました。一時は首位に立ちましたが、交換後に前へ戻ることはできず4位です。
リタイアは4台。ハミルトンのほか、カルロス・サインツ(ウィリアムズ)が43周、セルジオ・ペレス(キャデラック)が31周、ストロールが12周で走行を終えています。
角田裕毅は14位|ターン1の接触でマシンを痛めた
15番グリッドからスタートした角田裕毅(レーシングブルズ)は14位、トップから1周遅れでフィニッシュしました。順位を落とした原因はスタート直後のターン1です。20番グリッドから飛び込んできたサインツの右フロントタイヤが角田のマシンの左側フロア付近に当たり、マシンは左側から火花を散らしながら走ることになりました。この接触で角田はいったん17番手まで下がっています。
以降のペースは、チームメイトで9位に入ったアービッド・リンドブラッドより1周あたり1.1〜1.7秒遅い水準でした。レーシングブルズのアラン・パーメイン代表は、この接触で最低でも0.5秒を失ったとしています。角田は36周を終えたところでハードからミディアムへ交換する1ストップで走り切り、レース後に「ターン1でレースが終わったようなもので、順位もタイムも失って何もできなかった」と話しました。
サインツはこの接触で自身のマシンのフロアも傷め、以降はダウンフォースを失った状態で走っています。さらに12周目のターン5でフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)と接触して5秒ペナルティを受けました。スチュワードは「ブレーキング中に動いており、外側にいたアロンソにもっとスペースを残すべきだった」と判断しています。サインツは43周でリタイア、アロンソはフロントウイング交換を強いられて17位でした。
2026年スペインGPの基本情報
| 大会名 | スペインGP(第14戦/全23戦) |
|---|---|
| 決勝日 | 2026年9月13日(開催は9月11〜13日) |
| 優勝者 | キミ・アントネッリ(メルセデス) |
| 会場 | マドリング(マドリード・IFEMA展示場周辺) |
| 1周の距離 | 5.414km |
| 決勝の周回数 | 57周(レース距離 308.399km) |
| コーナー数 | 22 |
| コース形態 | 公道と非公道を組み合わせたストリートコース |
| 設計 | ヤルノ・ザッフェッリ |
| 契約期間 | 2026年〜2035年(10年) |
マドリングはF1のグランプリを開催する81番目のサーキットであり、スペインGPを開催する6番目の会場にあたります。観客収容は当初11万人、将来的に14万人まで拡張できる計画です。
セッションスケジュール(9月11〜13日)
週末のタイムテーブルは次のとおりでした。マドリードの現地時間はCEST(UTC+2)で、日本時間とは7時間差です。
| セッション | 現地時間(マドリード) | 日本時間 |
|---|---|---|
| フリー走行1(9月11日・金) | 13:30〜14:30 | 20:30〜21:30 |
| フリー走行2(9月11日・金) | 17:00〜18:00 | 翌0:00〜1:00 |
| フリー走行3(9月12日・土) | 12:30〜13:30 | 19:30〜20:30 |
| 予選(9月12日・土) | 16:00〜17:00 | 23:00〜24:00 |
| 決勝(9月13日・日) | 15:00 | 22:00 |
2026年はフリー走行が3回に戻った年です。初開催のコースで3セッションぶんの実走データが出そろったのは、現地時間の土曜13:30(日本時間20:30)——予選の2時間半前でした。週末の頭に並んでいたオッズと、ここから先のオッズは前提が違います。
予選結果とスターティンググリッド

予選は現地時間9月12日(土)16:00に行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)が1分31秒824でポールポジションを獲得しました。2番手キミ・アントネッリ(メルセデス)との差は0.011秒、3番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が+0.140秒です。マドリング初開催のポールはノリスということになります。
4番手のルイス・ハミルトン(フェラーリ)は、フリー走行3でクラッシュしたマシンを立て直しての予選でした。チームメイトのシャルル・ルクレールとの差は0.006秒です。ランキング1位のアントネッリが2番手、2位のジョージ・ラッセルが6番手と、メルセデスの2台は3列ぶん離れて並びます。
角田裕毅(レーシングブルズ)は15番手でQ2敗退。角田はイザック・ハジャーの負傷を受けて第12戦オランダGPからレースに戻っており、マドリードは3戦連続の出走です。ハジャーの代役としてリアム・ローソンがレッドブルに乗る形も続いていて、ローソンは8番手につけました。
| グリッド | ドライバー | チーム |
|---|---|---|
| 1 | ランド・ノリス | マクラーレン |
| 2 | キミ・アントネッリ | メルセデス |
| 3 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル |
| 4 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ |
| 5 | シャルル・ルクレール | フェラーリ |
| 6 | ジョージ・ラッセル | メルセデス |
| 7 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン |
| 8 | リアム・ローソン | レッドブル |
| 9 | フランコ・コラピント | アルピーヌ |
| 10 | アービッド・リンドブラッド | レーシングブルズ |
| 11 | ニコ・ヒュルケンベルグ | アウディ |
| 12 | ガブリエル・ボルトレート | アウディ |
| 13 | エステバン・オコン | ハース |
| 14 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ |
| 15 | 角田裕毅 | レーシングブルズ |
| 16 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ |
| 17 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン |
| 18 | セルジオ・ペレス | キャデラック |
| 19 | バルテリ・ボッタス | キャデラック |
| 20 | カルロス・サインツ | ウィリアムズ |
| 21 | オリバー・ベアマン | ハース |
| 22 | ランス・ストロール | アストンマーティン |
グリッドは予選順位のままではありません。カルロス・サインツ(ウィリアムズ)はQ1でバルテリ・ボッタスの進路を妨害したとして3グリッド降格となり、17番手から20番手に下がりました。スチュワードはFIA競技規則B4.1.1違反と認定し、「チームがドライバーに接近を伝えず、ドライバーも進路を譲る行動をとらなかった」としています。この降格でアロンソ・ペレス・ボッタスが1つずつ繰り上がっています。
最後尾の2台は予選でタイムを残せませんでした。オリバー・ベアマン(ハース)はフリー走行3のクラッシュで予選に出走できず、ランス・ストロール(アストンマーティン)は水圧のトラブルでアタックできないまま、さらにパワーユニット交換に伴うペナルティを受けています。
賭ける側から見て、この予選から言えたのは次の3点でした。決勝でどうなったかも併せて書いておきます。
- 上位5台が0.195秒に収まった。 予選で差がつかなかったぶん、決勝はスタートとタイヤ戦略の比重が上がる——実際に勝敗を決めたのは、VSC中のピットのタイミングでした。
- ランキング上位2人の並びが離れた。 アントネッリは2番グリッド、ラッセルは6番グリッド。決勝はアントネッリが優勝、ラッセルが5位です。
- グリッド順がどれだけ効くかは、この57周が最初のサンプル。 ポールのノリスは3位、勝ったのは2番グリッドのアントネッリでした。
今年のスペインは2レースある|「スペインGP」の名前がマドリードへ移った

ここを取り違えているページが多いので、先に整理しておきます。
2026年、スペインでは2つのグランプリが行われます。
| レース名 | 会場 | 決勝日 |
|---|---|---|
| バルセロナ・カタルーニャGP(第7戦) | カタロニア・サーキット | 2026年6月14日(終了) |
| スペインGP(第14戦) | マドリング(マドリード) | 2026年9月13日 |
つまり、バルセロナはカレンダーから消えたわけではありません。長年スペインGPを開催してきたカタロニア・サーキットは2026年も第7戦を開催しており、変わったのはレースの名前のほうです。「スペインGP」というタイトルがマドリードの新コースへ移り、バルセロナ側はバルセロナ・カタルーニャGPという名称になりました。
賭ける側にとって実務的な注意はここです。ブックメーカーのマーケット名や、記事・検索結果に出てくる「スペインGP」がどちらのレースを指しているのか、開催日と会場で確認してください。6月のバルセロナと9月のマドリードでは、コースの性格がまったく違います。
ちなみに6月のバルセロナは、今季屈指のニュースを生んだレースでした。ポールのジョージ・ラッセルが勝つ流れだったところを、ルイス・ハミルトンが3ストップ戦略とタイミングの良いバーチャルセーフティカーで逆転し、フェラーリ移籍後の初勝利を挙げています。F1通算106勝目で、2024年ベルギーGP以来の勝利でした。2位ラッセル、3位ノリス。「スペイン2026年の見出し」は、すでに“スペインGPではないほうのレース”で出ているわけです。
マドリードでのF1は45年ぶり|ハラマ1981年以来
マドリード近郊では、かつてハラマ・サーキットがスペインGPを開催していました。1968年から断続的に使われ、最後の開催は1981年6月21日です。
この1981年のレースは、F1史でもよく語られる一戦です。ジル・ヴィルヌーヴが、明らかに戦闘力で劣るマシンで67周にわたって後続を抑え切って勝利し、F1史上2番目に僅差の決着になりました。ヴィルヌーヴにとっては最後の勝利で、翌年に事故で亡くなっています。
スペインGPを開催してきた会場は、これまでペドラルベス、ハラマ、モンジュイック、ヘレス、カタロニア・サーキットの5つ。マドリングが6番目で、マドリードにとっては45年ぶりのF1開催になります。
マドリングというコース

マドリングはIFEMA展示場の敷地とその周辺の公道を組み合わせたハイブリッド型のストリートコースです。1周約5.4km・22コーナー。設計はサーキット設計で知られるヤルノ・ザッフェッリが手がけています。
公表されている特徴のうち、レースの中身に効きそうなのは次の4点です。
- バンク付きの「ラ・モヌメンタル」。 最大24度のバンクがついた長い高速コーナーで、F1で最も長いコーナーになることを狙って設計されています。長い時間、持続的な横Gがかかる区間になります。観客席がコーナーを取り囲む構造です。
- トンネル区間。 高架道路の下をくぐるトンネルがあり、F1公式は「モナコのようなトンネル」と表現しています。
- 大きな高低差。 トンネルを抜けたあと、市街地区間からバルデベバス地区へ向けて急な下り勾配が続きます。
- 追い越しゾーンは4か所。 純粋な市街地コースにありがちな「まったく抜けない」構造は避ける設計になっています。
設備面ではF1初の屋根付きパドックが用意される点も公表されています。
初開催のコースを1戦走って、何が残ったか
週末が始まる前のマドリングには、ラップレコードも、過去の優勝者も、「このコースに強いドライバー」も存在しませんでした。走ったことのある人間が1人もいない状態でオッズが並ぶ、という珍しい一戦です。57周を終えたいま、手元には1戦ぶんの実測が残りました。
賭ける側にとって意味があるのは次の3点です。
- 勝敗を決めたのはコースの性格ではなく、中断のタイミングだった。 ノリスはポールから4秒以上のリードを築いていて、純粋なペースで負けた形ではありません。ストロールのマシン回収でVSCが出た瞬間に前後関係が入れ替わりました。
- ポール・トゥ・ウィンにはならなかった。 ただし標本は1戦です。「マドリングはポールが効かない」と言える数字ではありません。
- 優勝は2番グリッドから出た。 2026年は前3列から勝者が出る割合が過去5年より高く、この一戦もその範囲に収まっています。グリッドと結果の関係を6シーズン通しで数えた結果はF1の賭け方とブックメーカーにまとめています。
2026年はレギュレーションが大きく切り替わった初年度でもあります。過去の勢力図が当てにならない年に、過去のデータが存在しないコースが加わった——という二重の不確実性のある週末でした。
ランキングの現在地(第14戦スペインGP終了時点)
スペインGPを終えた時点のドライバーズランキングは次のとおりです。
| 順位 | ドライバー | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | キミ・アントネッリ(メルセデス) | 292 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル(メルセデス) | 211 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン(フェラーリ) | 191 |
| 4位 | ランド・ノリス(マクラーレン) | 186 |
| 5位 | シャルル・ルクレール(フェラーリ) | 167 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン(レッドブル) | 145 |
アントネッリのリードは81点に広がりました。優勝25点で数えれば3レース分を超える差です。ハミルトンはこのレースで無得点に終わり、4位ノリスとの差は5点に縮まりました。前戦モンツァを19番グリッドから勝ったアントネッリが、マドリードでは2番グリッドから勝ち、イタリアGPに続く2連勝としています。
コンストラクターズはメルセデス503点、フェラーリ358点、マクラーレン306点、レッドブル230点。今季14戦のうち10勝がメルセデスから出ており、うち8勝がアントネッリです。
残りは9戦、うちスプリント開催は第17戦シンガポールGPの1回だけです。取りこぼしを取り返す機会が少ないぶん、ここから先は1戦あたりの重みが増します。次戦は9月26日(土)の第15戦アゼルバイジャンGP(バクー市街地)で、決勝は土曜日に行われます。シーズン全体の日程は2026年F1カレンダーにあります。
ベット目線でのポイント
- まず「どちらのスペイン」かを確認する。 6月のバルセロナ・カタルーニャGPと9月のスペインGPは別のレースです。結果を調べるときも、マーケット名だけで判断せず日付と会場で確かめてください。
- マドリングの実績値はまだ1戦ぶん。 「このコースはこうなる」という説明が出てきたら、根拠が57周ぶんであることを踏まえて割り引いてください。
- ペナルティでグリッドは動く。 サインツはQ1での妨害により3グリッド降格となり、17番手から20番手スタートになりました。賭ける前に確定したグリッドを見てください。
- 次戦は9月26日の第15戦アゼルバイジャンGP。 バクーは土曜決勝です。日曜のつもりでいると締め切りを外します。
オッズの読み方はオッズの見方・計算ガイド、F1の基本ルールとベットの種類はF1の賭け方ガイドにまとめています。
賭けるうえでの注意点
- 日程は変わることがあります。 開催日・セッション時刻は主催者の発表で変更される場合があります。公式スケジュールをご確認ください。
- 初開催のコースの実績は1戦ぶんです。 タイヤの保ちや中断の出やすさについて、参照できるサンプルはこの57周しかありません。
- オッズは刻々と動きます。 特に初開催のコースは、フリー走行と予選の結果で前提が入れ替わります。
- 大勝した年は税金の確認を。 年間の的中利益が大きくなった場合はブックメーカーの税金ガイドをご覧ください。
まとめ
2026年のスペインGPは9月13日、マドリードの新コース「マドリング」で行われ、キミ・アントネッリ(メルセデス)が今季8勝目を挙げました。2位フェルスタッペン、3位ノリス、角田裕毅は14位です。コースは1周約5.4km・22コーナーのストリートで、最大24度のバンクがつく「ラ・モヌメンタル」や高架下のトンネル、市街地からバルデベバスへの急な下りが特徴。契約は2035年までの10年です。
押さえておくべきなのは、今年のスペインには2レースあり、「スペインGP」という名前だけがバルセロナからマドリードへ移ったという点です。バルセロナは第7戦バルセロナ・カタルーニャGPとして6月14日に行われ、ハミルトンがフェラーリ移籍後初勝利を挙げています。
そしてこのレースは、全ドライバーが初めて走るコースで行われました。予選はノリスが1分31秒824でポール、アントネッリとの差は0.011秒。決勝ではノリスが序盤に4秒以上のリードを築きながら、ストロールのマシン回収で出たVSCのタイミングでアントネッリに前へ出られ、続くピットストップの遅れもあって3位に終わっています。初開催のコースで、勝敗を分けたのはコースの性格そのものではありませんでした。次戦は9月26日(土)の第15戦アゼルバイジャンGPです。
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よくある質問
2026年のスペインGPは誰が優勝しましたか?
キミ・アントネッリ(メルセデス)です。2026年9月13日、マドリードの新コース「マドリング」で行われた第14戦を1時間34分23秒754・57周で制し、今季8勝目としました。2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル、+4.351秒)、3位はポールポジションから出たランド・ノリス(マクラーレン、+5.089秒)です。4位シャルル・ルクレール、5位ジョージ・ラッセルと続きました。
ポールのノリスはなぜ勝てなかったのですか?
バーチャルセーフティカーのタイミングです。ノリスはスタートから先行して4秒以上のリードを築いていましたが、ランス・ストロールのマシンがコース上で止まり、その回収でVSCが出たとき、ピット入口を通り過ぎる位置にいました。2番手のキミ・アントネッリはそのままピットへ入ってタイヤ交換を済ませ、ノリスはVSCが明けた次の周にピットイン。さらにそのストップで右フロントの交換に手間取って静止時間が約7秒に伸び、コースに戻ったときには5番手まで下がっていました。
2026年のスペインGPはいつ、どこで開催されましたか?
2026年9月13日に、マドリードの新コース「マドリング(Madring)」で行われました。開催期間は9月11〜13日で、全23戦中の第14戦にあたります。マドリングはマドリード市内のIFEMA展示場の敷地と周辺の公道を組み合わせたストリートコースで、F1のグランプリを開催する81番目のサーキットです。
スペインGPはバルセロナで開催されなくなったのですか?
バルセロナがカレンダーから消えたわけではありません。2026年のスペインでは2つのレースが行われ、移ったのは「スペインGP」という名前のほうです。長年スペインGPを開催してきたカタロニア・サーキットは2026年も第7戦を開催しており、名称が「バルセロナ・カタルーニャGP」に変わりました。「スペインGP」のタイトルは9月のマドリード開催が名乗ります。記事やマーケット名で「スペインGP」を見たときは、日付と会場でどちらのレースか確認してください。
6月のバルセロナ・カタルーニャGPは誰が優勝しましたか?
2026年6月14日の第7戦は、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)が優勝しました。ポールポジションはジョージ・ラッセルで、そのまま勝つ流れでしたが、ハミルトンが3ストップ戦略とタイミングの良いバーチャルセーフティカーを生かして逆転しています。フェラーリ移籍後の初勝利で、F1通算106勝目、2024年ベルギーGP以来の勝利でした。2位ラッセル、3位ノリスです。
マドリングはどんなコースですか?
1周5.414km・22コーナーの、公道と非公道を組み合わせたハイブリッド型ストリートコースです。設計はヤルノ・ザッフェッリ。特徴は最大24度のバンクがつく長い高速コーナー「ラ・モヌメンタル」で、F1で最も長いコーナーになることを狙って設計されています。ほかに高架下のトンネル区間、市街地からバルデベバス地区へ向かう急な下り勾配、4か所の追い越しゾーンがあります。F1初の屋根付きパドックも設けられます。
F1がマドリードで開催されるのは久しぶりですか?
45年ぶりです。マドリード近郊のハラマ・サーキットが1968年から断続的にスペインGPを開催しており、最後の開催は1981年6月21日でした。このレースはジル・ヴィルヌーヴが戦闘力に劣るマシンで67周にわたり後続を抑え切って勝ったことで知られ、F1史上2番目に僅差の決着になっています。スペインGPの開催会場としては、ペドラルベス、ハラマ、モンジュイック、ヘレス、カタロニア・サーキットに続いてマドリングが6番目です。
リタイアしたドライバーはいますか?
4台がリタイアしました。ルイス・ハミルトン(フェラーリ)は6周でブレーキのトラブルにより離脱し、今季初めて完走できないレースになりました。ほかにカルロス・サインツ(ウィリアムズ)が43周、セルジオ・ペレス(キャデラック)が31周、ランス・ストロール(アストンマーティン)が12周で走行を終えています。ストロールのマシン回収で出たバーチャルセーフティカーが、この日の勝敗を分ける場面になりました。
スペインGP終了時点のドライバーズランキングはどうなっていますか?
第14戦スペインGP終了時点で、1位キミ・アントネッリ(メルセデス)292点、2位ジョージ・ラッセル(メルセデス)211点、3位ルイス・ハミルトン(フェラーリ)191点、4位ランド・ノリス(マクラーレン)186点、5位シャルル・ルクレール(フェラーリ)167点、6位マックス・フェルスタッペン(レッドブル)145点です。アントネッリのリードは81点。コンストラクターズはメルセデス503点、フェラーリ358点、マクラーレン306点、レッドブル230点で、今季14戦のうち10勝がメルセデスから出ています。残りは9戦、スプリント開催は第17戦シンガポールGPの1回だけです。
マドリングの初開催から何が分かりましたか?
実測はまだ1戦ぶんです。この57周で分かったのは、勝敗を決めたのがコースの性格ではなくバーチャルセーフティカーのタイミングだったこと、ポールからの逃げ切りにはならなかったこと、そして勝者は2番グリッドから出たことの3点になります。標本が1戦しかないので、「マドリングはポールが効かない」「この手の中断が起きやすい」と言える段階ではありません。グリッドと結果の関係を2021〜2026年の通しで数えた結果は、F1の賭け方とブックメーカーのページにまとめています。
2026年スペインGPのポールポジションは誰ですか?
ランド・ノリス(マクラーレン)です。9月12日(土)の予選で1分31秒824を記録し、2番手のキミ・アントネッリ(メルセデス)を0.011秒差でおさえました。3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル、+0.140秒)、4番手ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、5番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)、6番手ジョージ・ラッセル(メルセデス)と続きます。上位5台は0.195秒の中に収まりました。
ペナルティでグリッドは動きましたか?
はい。カルロス・サインツ(ウィリアムズ)がQ1でバルテリ・ボッタスの進路を妨害したとして3グリッド降格となり、17番手から20番手スタートになりました。スチュワードはFIA競技規則B4.1.1違反と認定しています。これによりフェルナンド・アロンソが17番手、セルジオ・ペレスが18番手、ボッタスが19番手へ繰り上がりました。最後尾はランス・ストロール(アストンマーティン)で、予選は水圧のトラブルでタイムを残せず、さらにパワーユニット交換に伴うペナルティを受けています。オリバー・ベアマン(ハース)はフリー走行3のクラッシュで予選に出走できず21番手です。
角田裕毅は2026年スペインGPで何位でしたか?
14位です。15番グリッドからスタートしましたが、直後のターン1で20番グリッドのカルロス・サインツと接触し、マシンの左側フロア付近を傷めました。この接触でいったん17番手まで下がり、以降はチームメイトで9位に入ったアービッド・リンドブラッドより1周あたり1.1〜1.7秒遅いペースでの走行になっています。36周を終えたところでハードからミディアムへ交換する1ストップで走り切り、トップから1周遅れでフィニッシュしました。角田はイザック・ハジャーの負傷を受けて第12戦オランダGPからレースに復帰しており、マドリードは3戦連続の出走です。