競馬騎手ランキング|JRAの現役トップ騎手と歴史に残る名騎手

公開日:2022年5月7日 更新日:2026年7月23日 執筆者:ハマリ タカヤシ

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競馬のイメージ

競馬の主役はサラブレッドですが、そのポテンシャルを引き出し勝利へ導くのは騎手(ジョッキー)の腕です。折り合い、位置取り、仕掛けのタイミング——ほんの一瞬の判断がゴール前の着差を生みます。だからこそ「誰が乗るか」は馬券を組み立てるうえでも見逃せない要素になります。

この記事では、JRA(日本中央競馬会)の現役トップ騎手ランキングを最新データで紹介し、あわせて日本の伝説的名手や、世界の競馬史に名を刻んだレジェンドたちも取り上げます。

騎手(ジョッキー)とはどんな仕事か

騎手は、レースで馬に騎乗して勝利を目指す競馬のプロフェッショナルです。JRAの騎手になるには、原則としてJRA競馬学校の騎手課程(3年制)を修了し、騎手免許試験に合格する必要があります。多くの騎手は10代のうちから訓練を始めます。

レースでは負担重量(斤量)が細かく定められているため、騎手には厳しい体重管理が求められます。また、馬の状態を最もよく知るのは調教師や厩舎スタッフであることから、騎手は日頃から陣営と密に連携し、コースや馬場、相手関係に応じた騎乗戦略を立てて本番に臨みます。

JRAの現役トップ騎手ランキング(2025年)

2025年のJRAリーディングジョッキー(年間最多勝)の上位は次のとおりです。数字はその年の年間勝利数です。

順位 騎手 2025年 勝利数
1位 クリストフ・ルメール 140勝
2位 戸崎 圭太 132勝
3位 松山 弘平 128勝
4位 横山 武史 110勝
5位 坂井 瑠星 110勝
6位 川田 将雅 105勝
カラフルな勝負服の騎手たちが横一線で競り合う競馬のレース直線の攻防。上位騎手はこうした接戦を制して年間100勝超を積み上げていく

クリストフ・ルメール

フランス出身で、2015年からJRAの通年騎乗免許を持つトップジョッキー。2025年は140勝を挙げ、3年連続8度目のリーディングを獲得しました。世代を問わず一流馬から信頼される、現在の日本競馬を代表する騎手です。

戸崎 圭太

大井(地方競馬)で活躍したのち中央へ移籍し、リーディングも経験したトップ騎手。2025年は年間の大半をトップで走りながら、最終盤にルメールへ逆転を許して132勝の2位で終えました。

松山 弘平・横山 武史・坂井 瑠星・川田 将雅

松山弘平は安定した成績を残す関西のトップ騎手。横山武史は名手・横山典弘を父に持ち、エフフォーリアで皐月賞・天皇賞(秋)・有馬記念を制するなど若くしてビッグタイトルを積み重ねてきました。坂井瑠星も勢いのある実力派で、川田将雅は高い勝率で知られる関西のエースです。いずれも年間100勝前後を狙える一線級で、G1でも軸として信頼できる顔ぶれです。

武 豊 ─ 日本競馬のレジェンド

レース前のパドックで馬にまたがる勝負服姿の騎手パドックでの一枚。長いキャリアを重ねる名手ほど、馬とのコミュニケーションを大切にする

現役トップ騎手を語るうえで外せないのが武豊です。1987年のデビュー以来、JRA通算最多勝記録を持ち、ディープインパクトの無敗三冠をはじめ数々の名馬とともに日本競馬の歴史をつくってきました。50代を迎えた現在も第一線で騎乗を続けており、その存在自体が日本競馬の象徴といえます。

なお、かつてトップランキングの常連だった福永祐一は2023年に騎手を引退し、現在はJRAの調教師として活躍しています。名手が引退後に指導者へ転じるのも、競馬の世界のひとつの流れです。

歴史に残る世界の名騎手

日本以外にも、競馬の歴史には数々のレジェンドが存在します。代表的な名手を簡単に紹介します。

  • フランキー・デットーリ(イタリア):G1を250勝以上挙げた現代を代表する名手。勝利後に馬から飛び降りる「フライング・ディスマウント」でも知られます。
  • レスター・ピゴット(英国):英国チャンピオンに11度輝き、エプソムダービーで史上最多の勝利を挙げた平地競走の伝説。
  • ビル・シューメーカー(米国):40年を超えるキャリアで通算8,800勝以上を積み上げ、アメリカ競馬の殿堂入りを果たした名手。

よくある質問(FAQ)

騎手になるにはどうすればいい?

日本でJRAの騎手を目指す場合、一般的なルートはJRA競馬学校の騎手課程(3年制)に入学し、卒業後に騎手免許試験へ合格することです。入学時から厳しい体重管理と騎乗技術の訓練が課されます。

騎手の収入はどれくらい?

騎手の主な収入は、1鞍ごとの騎乗手当と、担当馬が獲得した賞金の一部(進上金、通常5%)です。そのため成績によって差が大きく、G1を勝つトップ騎手ともなれば年間の獲得賞金は数億円規模に達することもあります。一方で騎乗数が少ない騎手との差は非常に大きいのが実情です。

女性騎手も活躍している?

はい。JRA・地方競馬ともに女性騎手が在籍しており、重賞を勝つ騎手も登場しています。近年は減量特典を活かして騎乗機会を増やす若手も増えています。

騎手を知れば予想がもっと面白くなる

騎手の得意コースや近況の好不調、馬とのコンビ成績を把握しておくと、オッズに対して過小評価された組み合わせを見つけやすくなります。トップ騎手が久々に有力馬に騎乗するレースなどは、特に注目したいポイントです。

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