MuchBetter(マッチベター)とは|手数料・出金の流れ・使えるサイト

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ロゴの無い決済カードと非接触決済のリングを添えた、アプリ完結型の電子ウォレットのイメージ

MuchBetter(マッチベター)は、スマートフォンのアプリだけで完結する電子ウォレットです。ブックメーカーやオンラインカジノの入出金一覧で見かける機会が多く、口座番号ではなく登録した電話番号あてに出金するのが他のウォレットと違うところです。

使ううえで効いてくるのは、手数料がアカウントを登録した国ごとに違うことと、アカウントが電話番号にひもづいていて、あとから番号を変えられないことの2点です。このページでは公式が公開している料金と規則をもとに、開設から着金までを整理します。別のウォレットと比べたい場合はPayz(旧エコペイズ)の解説、決済手段全体の見取り図は決済方法ガイドにあります。

MuchBetter(マッチベター)の基本情報

運営はアイルランドの会社で、電子マネーの発行そのものはキプロスの免許を持つ会社が担い、カードはベルギーの発行体が出す、という三層の構成になっています。

項目 内容
運営会社 QuickPay Limited(アイルランド・ダブリン登記、登記番号641373)
ライセンス Sureswipe E.M.I. PLC(Revsto)の電子マネー配布業者。同社はキプロス中央銀行の電子マネー機関免許115.1.3.26を保有
カードの発行体 Paynovate SA(ベルギー国立銀行の監督下、企業番号BE0506 763 929)
使い方 アプリ(iOS/Android)で完結。Webの管理画面は無し
アカウントの識別子 登録した携帯電話番号。1人1アカウント
主な機能 e-ウォレット/バーチャル・実物のMastercard/決済リング/バウチャー
サポート 24時間・メール([email protected]

アカウントは電話番号にひもづく — 引っ越すときに効いてくる

MuchBetterのアカウントは登録した電話番号と結びついていて、あとから番号だけを差し替えることができません。番号が変わったときは、公式が案内している手順は次のとおりです。

  • 同じメールアドレスで新しい番号のアカウントを作り直す
  • 新しいアカウントで本人確認を通す
  • サポートに連絡すると、旧アカウントの残高を新アカウントへ移してくれる
  • 旧アカウントは閉鎖される(1人が持てるのは1アカウントまで)

国をまたいで移る読者にとっては、ここが最初に引っかかる点です。あわせて、アカウントを登録した国と、サイト側で選んでいる国が一致していないと入出金は通りません。公式のヘルプは、サイトの決済一覧にMuchBetterが出てこない場合はその地域では提供されていない、と説明しています。

出金は2段階|サイトから引き出す/ウォレットから銀行へ移す

3つのノードを2本の区間でつないだ図 — 左のノードから中央の明るいノードまでは1本の帯、中央から右のノードまでは5つに刻まれた帯(サイトからウォレットへの1段階目と、ウォレットから銀行への3〜5営業日の2段階目を表したもの)

「出金」と一口に言っても、MuchBetterの場合は手続きが2つに分かれます。ここを分けて考えると所要時間の見積もりを間違えません。

1. サイトからMuchBetterウォレットへ

ブックメーカーやカジノの出金画面でMuchBetterを選び、登録した電話番号あてに出金を申請します。番号は国番号から入力し、頭の0や00は付けません(例:イギリスなら44から始める)。

申請はサイト側の審査に回り、公式の案内では通常72時間までかかります。ここはMuchBetterの管轄外です。サイト側が承認すれば、ウォレットへの着金は即時です。

2. ウォレットから自分の銀行口座へ

出金にはアプリでの本人確認(写真付き身分証と住所確認書類)が済んでいることが前提です。アプリの「Withdraw」から金額を入れると、その国で使える出金手段と手数料が一覧で出ます

所要日数は手段によって違います。銀行振込は3〜5営業日(月〜金)で、銀行の休業日をまたぐと延びます。暗号資産(BTC・ETH・LTC・XRP)での出金は数分から数時間と案内されていて、提供されている国であればいちばん速い経路です。

手数料は「アカウントを登録した国」で変わる

MuchBetterの入出金手数料は世界共通ではありません。公式の料金ページは居住国を選ぶと、その国で使える手段と料率だけが表示される作りになっています。以下は手数料の数字が明示されている手段だけを抜き出したものです。

国・地域 入金(数字のあるもの) 出金(数字のあるもの)
イギリス デビットカード 1%/オンライン銀行振込(GBP)2 GBP 即時銀行振込 2%/暗号資産(外部パートナー)2%
ドイツ カード 1%/Sofort 0.99%/オンライン銀行振込(EUR)2 EUR/バウチャー 3.99 EUR SEPA銀行振込 2.2%+2 EUR
シンガポール カード 5%/暗号資産 2%/バウチャー 3.99 EUR 暗号資産 2%
カナダ カード(CAD)1%/Flexepin 1%/Interac 2%/Interac e-Transfer 4.5%/Interac Online 3.5% CAD銀行振込 5 CAD/Western Union経由 4 USD/Interac e-Transfer 5 CAD
タイ カード 5%/AstroPay 6%/暗号資産 2%/バウチャー 3.99 EUR 現地通貨の銀行 3%/AstroPay 3%/暗号資産 2%
オーストラリア バウチャー 3.99 EUR(現地通貨の銀行振込とカードは料率の記載なし) 料率の記載なし
日本 カード 2.5%/国内の銀行振込 4%/暗号資産 2%/バウチャー 3.99 EUR 全銀システム経由の銀行振込 2.2%+5米ドル/国際銀行振込 3%+10 EUR/暗号資産 2%

幅の大きさが分かると思います。同じカード入金でもイギリス・ドイツは1%、日本は2.5%、シンガポールとタイは5%です。料金ページ自体も「最新かつ正確な数字はアプリに表示されるものを参照してください」と書いているので、実際に動かす前にアプリの画面で確かめるのが確実です。

国に関係なく共通の項目もあります。

項目 手数料 補足
マーチャントへの支払い・マーチャントからの受け取り 無料 ウォレットから直接動かす場合
友だちとの送受金(P2P) 無料 電話番号を指定して送る
バーチャルカードの発行 無料
実物カードの発行 12.99米ドル/10.99ユーロ/9.99ポンド/55ズウォティ ほかの通貨はアプリの表示による
カードでのATM引き出し 0.99% ATM側の手数料は別途
カードでのゲーミング・ギャンブル加盟店の決済 2% ウォレットから直接払えば無料
通貨換算 USD/EUR/GBP間は0.99% レートはXE.comの仲値に上乗せ
バーチャルIBANの作成 初回1ユーロ
チャージバック 30ポンド 利用者が申し立てた場合
休眠アカウントの管理手数料 月5米ドル相当 為替の上乗せは無し

ここで見落とされやすいのが最後から2番目の行です。同じサイトに払うのでも、ウォレットから直接払えば無料、MuchBetterのカードで払うと2%かかります。カードが手元にあるとつい使ってしまうところなので、入金画面でMuchBetterを選べるなら、ウォレット側から動かすほうが安く済みます。

カードとリング

ウォレットにはMastercardのバーチャルカードが無料で付き、実物カードも申し込めます。EEA圏の利用者に適用される既定の上限は、ATMが1日5回・300(現地通貨単位)まで、30日で15回・2,000まで、365日で180回・20,000まで。店頭・オンライン決済は1日4,500、30日22,500、365日90,000です。金額の単位は居住国の通貨で、イギリスなら1日300ポンド、ドイツなら300ユーロという読み方になります。

もうひとつ変わり種として決済リングがあります。Mastercardの非接触決済に対応した指輪型のデバイスで、電池は不要。アプリから注文でき、公式の案内では15日以内に無料で配送されます(アプリはv4.12以降が必要)。サイズは事前に測っておくことになります。

銀行口座を経由せずに残高を足すためのバウチャーもあります。店頭で買える国は公式のヘルプによるとイタリア・ドイツ・カナダ・スペインで、購入場所はアプリの地図から探す形です。

MuchBetterを受け付けているサイト

公式の入出金ページでMuchBetterを案内しているサイトには、次のものがあります。

サイト MuchBetterの扱い 公式が案内している条件
遊雅堂 入金・出金の両方 eウォレット枠(Jetonbank・Vega Wallet・Payz・MuchBetter)、手数料は無料
インターカジノ 入金・出金の両方 eウォレット枠(Payz・MuchBetter・Vega Wallet・Jeton Wallet)

遊雅堂はeウォレット・仮想通貨・銀行送金がいずれも入出金の両方に使え、手数料も無料と案内されています。カードは入金専用なので、カードで入れた場合の出金先としてMuchBetterのようなウォレットが要る、という構図です。遊雅堂の公式サイトを見るレビュー

入金画面にMuchBetterが並ぶかどうかは、サイト側の対応に加えてアカウントを登録した国とサイト側で選んでいる国が一致しているかでも変わります。並ばないときは別の手段を見ることになるので、Payzや仮想通貨も含めた比較は決済方法ガイドに、サイトごとの違いはブックメーカー比較オンラインカジノ比較にまとめています。入金手段そのものを並べたい場合は入金方法の一覧もあります。

まとめ

MuchBetterはアプリ完結型の電子ウォレットで、運営はアイルランドのQuickPay Limited、電子マネーの免許はキプロス中央銀行(115.1.3.26)という構成です。押さえておく点は3つあります。

  • 手数料は登録した国で変わる。同じカード入金でもイギリス・ドイツは1%、シンガポールとタイは5%です。数字はアプリの表示が最終的な答えになります。
  • 出金は2段階。サイト側の審査が最大72時間、そこからウォレットへは即時。ウォレットから銀行へは3〜5営業日で、暗号資産なら数分から数時間です。
  • アカウントは電話番号にひもづき、番号は変更できない。番号が変わるときは作り直しになり、旧アカウントは閉鎖されます。

ギャンブルは各国・地域の法定年齢以上、余剰資金の範囲で。ブックメーカーや決済サービスの利用可否は国・地域によって異なります。当サイトは世界中の日本語話者に向けた情報サイトであり、必ずお住まいの国・地域の法律をご確認ください。詳しくは責任あるギャンブルについてをご覧ください。

よくある質問

MuchBetter(マッチベター)はどこの会社ですか?

アイルランド・ダブリンに登記されたQuickPay Limited(登記番号641373)が運営しています。電子マネーの発行そのものはSureswipe E.M.I. PLC(Revsto)が担っており、同社はキプロス中央銀行の電子マネー機関免許115.1.3.26を保有しています。MuchBetterはその配布業者という位置づけです。カードとウェアラブルはベルギー国立銀行の監督下にあるPaynovate SA(企業番号BE0506 763 929)が発行しています。

MuchBetterの手数料はいくらですか?

入出金の手数料はアカウントを登録した国によって変わります。公式の料金ページで居住国を選ぶと、その国で使える手段と料率だけが表示される作りです。たとえばカード入金はイギリスとドイツが1%、日本が2.5%、シンガポールとタイは5%です。国に関係なく共通なのは、マーチャントとの入出金とP2P送金が無料、バーチャルカードの発行が無料、実物カードが12.99米ドル(10.99ユーロ/9.99ポンド)、ATM引き出しが0.99%、通貨換算がUSD/EUR/GBP間で0.99%、バーチャルIBANの作成が初回1ユーロ、休眠アカウントの管理手数料が月5米ドル相当という点です。

MuchBetterで出金するとどうなりますか?

手続きは2段階に分かれます。まずサイト側の出金画面でMuchBetterを選び、登録した電話番号あてに申請します。この申請はサイト側の審査に回り、公式の案内では通常72時間までかかります。承認されるとウォレットへの着金は即時です。次にウォレットから自分の銀行口座へ移す段階があり、こちらは銀行振込で3〜5営業日(月〜金)です。提供されている国であれば暗号資産(BTC・ETH・LTC・XRP)での出金は数分から数時間と、いちばん速い経路になります。いずれもアプリでの本人確認が済んでいることが前提です。

サイトの出金画面でMuchBetterを選ぶとき、何を入力しますか?

口座番号ではなく、MuchBetterに登録した携帯電話番号を入力します。番号は国番号から始め、頭の0や00は付けません(イギリスなら44から、カナダなら1から始まる形です)。この形式を間違えると出金が届きません。なお、MuchBetterのアカウントを登録した国と、サイト側で選んでいる国が一致していないと入出金は通らないと公式が案内しています。

電話番号が変わったらMuchBetterのアカウントはどうなりますか?

アカウントは登録した電話番号にひもづいていて、番号だけを差し替えることはできません。公式の案内では、同じメールアドレスで新しい番号のアカウントを作り直し、本人確認を通したうえでサポートに連絡すると、旧アカウントの残高を新しいアカウントへ移してもらえます。旧アカウントは閉鎖されます。1人が持てるのは1アカウントまでです。国をまたいで移る場合に効いてくる点です。

MuchBetterのカードでカジノに入金すると手数料はかかりますか?

かかります。MuchBetterのカードをゲーミング・ギャンブル加盟店で使うと2%です。一方、ウォレットからマーチャントへ直接支払う場合は無料です。同じサイトに払うのでも経路によって差が出るので、入金画面でMuchBetter自体を選べるなら、ウォレット側から動かすほうが安く済みます。

MuchBetterのカードには利用上限がありますか?

EEA圏の利用者に適用される既定の上限は、ATMが1日5回・300まで、30日で15回・2,000まで、365日で180回・20,000まで。店頭やオンラインでの決済は1日4,500、30日22,500、365日90,000です。金額の単位は居住国の通貨になるので、イギリスなら1日300ポンド、ドイツなら300ユーロという読み方です。上限の引き上げは本人確認を終えたうえでサポートに相談する形になります。

MuchBetterが使えるブックメーカー・カジノはありますか?

公式の入出金ページでMuchBetterを案内しているサイトとして、遊雅堂(eウォレット枠で入出金とも可、手数料は無料)とインターカジノ(eウォレット枠で入出金とも可)があります。入金画面にMuchBetterが並ぶかどうかは、サイト側の対応に加えて、アカウントを登録した国とサイト側で選んでいる国が一致しているかでも変わります。